疾病の日本史 4

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近現代になっても感染症の大流行は起こっている。

100年前のスペイン風邪は最近よく取り上げられているが、

いつの時代も集団生活を送る軍隊は感染症発生の温床である。

第1次世界大戦で多くの犠牲者を出したことで学んだ西欧諸国は

感染症予防対策を次々に講じていったが、

日本軍はほとんど学ばなかったようであった。

先の戦争では国力では太刀打ちできない連合国に対して

短期・総力戦で戦わねばならなかったのであるが、

そこには兵站・情報・衛生思想が乏しかった。

その結果、戦闘での戦死よりも

感染症(特に結核・マラリア)や栄養不足による戦病死の方が

多かったと言われている。

精神論や日露戦争以来の歩兵の突撃では勝てないのに、

科学的な対策を疎かにしたまま、幾多の犠牲者を出した悲劇を

忘れてはならない。







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