テーマ:読書

【ペスト】 カミュ

COVID-19の世界的感染拡大にともなって カミュの【ペスト】も多くに人に読まれている。 図書館の順番待ちでも30余名あり、先日ようやく順番が来て 借り出して読み始めた。 若い頃に読んでいたので、大筋は憶えていた。 老齢になって、こんな重い哲学的な小説を読み通すのは大変だ。 カミュやカフカはそれなりに難解だし性にも合わない…
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【荒城に白百合ありて】 須賀しのぶ / 角川書店

新聞での書評で知った一冊でしたが、こうして好評な書評が掲載されると 図書館での予約にもすぐに反映されて30人余りの順番待ちになり、 同じことを考えている人が沢山いるのをこんなところでも実感する。 久し振りの小説で、初めて読む作家でしたが、 なかなか文章上手である。 小説というのはどの作家も云うのだけど、 書き出しの一行、…
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【交通誘導員ヨレヨレ日記】 柏 耕一

私もそのうちの一人だが、 この本を読もうと思った人のほとんどは 自分ではイチバンやりたくない仕事だけど、 日常、街なかの工事現場などでよく見かける 『交通誘導員て、どんな仕事で、どんな人が携わっているのだろう?』 その内幕を知りたい、という興味本位の気持ちだろう。 そんな人が非常に多いようで、 この本は図書館での予約人数も…
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【海峡に立つ】 許永久

イトマン事件などで世間を騒がせた許永中のほぼ自伝。 カネと暴力と裏社会の話ばっかり。 自身の成功談ばかりで、オレは自分の生き方で間違っていないと 居直っている自分勝手な自伝。
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【ラストダンスは私に 岩谷時子物語】 村岡恵理 著

こういう内容の一代記はすぐに読める。 1916年(大正5年)ソウル 生まれ、2013年(平成25年)逝去、97歳 西宮市で成長し、神戸女学院卒、宝塚歌劇の文芸出版部に就職。 越路吹雪が亡くなるまで終生マネージャーを務める一方、作詞家として自立。 渡辺プロや加山雄三と組んで数多くのヒット曲を生み出した。
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【死を生きた人々】 小堀鷗一郎 みすず書房

副題として、『訪問診療医と355人の患者』と付けられているように 著者は医師であり、355人の患者の死を看取って来た実体験に基づいて 書かれている。 テーマは在宅医療であるが、実例は実に様々であり、 亡くなる本人、取り巻く家族、病院・医師・看護師・ケアマネージャーなど、 更には法律・行政・介護保険・社会習慣が絡んで同じ事例…
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【独ソ戦】 大木毅 岩波新書

ソ連邦崩壊後、多くの歴史資料が公開されて これまで覆い隠されて来た都合の悪い史料が明らかになっている。 ドイツとの戦争史料も明確になって研究が進んでいるとのことだ。 軍事用語が多くて読みにくいこともあるが、 我々の想像も及ばぬ広範な地域と参加人員数、戦争自体の目的、戦略・作戦、 二人の独裁者:ヒトラーとスターリンの思惑など未知…
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【殺しの柳川】 竹中明洋 / 小学館

恐ろしいタイトルの本だが、怖いもの見たさもあるのだろう。 図書館での貸し出し予約は数十人いた。 大阪に柳川組というヤクザ組織があったけれど解散した。 その後の柳川自身の後半生を取材している書かれている。 韓国政権との関係、闇社会での揉め事の調停など様々な活動が、、、。
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ワルシャワ便り  岡崎恒夫

あまり知らなかったポーランドの実情について書かれている。と言うよりも、ラジオ深夜便で時々レポートされていた内容を一冊にまとめられたもの。著者の岡崎氏(京大・文卒1944生)はワルシャワ大学・日本語学科の教授で在ポーランド50年余。多くの知日学生を育てて来られ、日本とポーランドとの友好・相互理解に尽くされ、多大な貢献をされてきた。私も…
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【八九六四】 安田峰俊 / 角川書店

昨年(2019)は天安門事件から30年目ということでマスコミでの特集をさまざまにやっていたが、そのうちの一冊の本。著者の取材活動はそれなりに評価できるが、読む側を納得させるには力不足を感じた。1989年は世界史上でも特筆される年だが、ベルリンの壁崩壊の方が取り上げられる事が多いのは仕方ないだろう。
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【古関裕而】 刑部芳則 / 中公新書

古関裕而は5000曲にも及ぶ作曲を残し、私達が知っている歌も沢山ある。軍歌、戦時歌謡、新民謡、市町村歌、校歌、社歌、行進曲、映画・ドラマ・舞台音楽など分野も幅広い。古賀政男、服部良一と並んで昭和三大作曲家と言っても良いのだが、古関裕而だけ国民栄誉賞を受けていない。私が憶えているだけでも以下のように沢山ある偉大な作曲家であった。紺碧の空、…
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【寅さんのことば】 佐藤利明 / 東京新聞

フーテンの寅さんの名言集。 いくつか紹介しましょう。 『人の運命というものは誰にもわからない、そこに人生の悩みがあります。』 『お前と俺とは別な人間なんだぞ。早え話がだ、俺が芋食って、おまえの尻からプッと屁が出るか!』 『苦労かけたなあ、ご苦労さん』 『人間はなあ、額に汗して、油にまみれて働かにゃあ、いけないんだよ。』 『父…
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【武士の娘】 杉本鉞子

明治の初期、越後・長岡の何も知らない武士の娘が米国在住の日本人に嫁いで様々な体験をした人生を思い出して書かれた一冊。当時の日本人としては非常に珍しい経験をし、歴史、文化、生活習慣、宗教など様々なギャップに悩んだり、驚いたりしたのは想像以上の出来事であった。細々とした日常生活が書かれているが、本来、日記或いは記憶集として書かれたと思われ、…
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【ノモンハン 責任なき戦い】 田中雄一

ノモンハンとインパールノモンハン事件とインパール作戦、この二つの戦争は日本陸軍が犯した大失敗例として多く語られて来た。この本の内容、つまり、ノモンハンでの失敗の理由はこのタイトルに凝縮されている。あまりにも多くの兵士の命を無益に捨ててしまった原因が判りやすく、インタビューや旧ソ連側史料の裏付けもとって構成されていて、優れた一冊と云える。…
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【慟哭の海峡】 門田隆将

アンパンマンの作者で有名な(やなせたかし)さんの弟さんが京都大学在学中に学徒動員で潜水艦乗りとなってバシー海峡(台湾とフィリピンの間)で戦死した話が中心である。
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『万波を翔る』 木内昇

時期は幕末、江戸っ子御家人が主人公の新聞連載小説。 幕府内・外国局の主人公から見た幕府閣老の見識の無さ・保守頑迷、 更には資金難。 対外国、対倒幕諸藩への対応など、次から次へと起こる難題に 右往左往する幕府。 『今とあまり変わらんなあ』と思いつつ読んだ。 著者が仕事の進め方について、良いことも…
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『おてんとうさまに申し訳ない』 菅原文太伝

1933年(昭和8年) 仙台市生まれ。 2014年11月28日 転移性肝臓がんで死亡、81才。 好きな俳優で、とにかく格好良かった。 新東宝、松竹、東映と流転し、苦労したようだが、 [仁義なき戦い]での存在感は忘れられない。 [菅原文太]は本名であったこと、 非常に読書家であったことなどは まったく…
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円高恐怖症

[円高恐怖症を考える]、こんな記事を読んだ。 円高が進むと多くの人が不安を覚える。 実際にはプラス面・マイナス面があるのだが、 マイナス面ばかりが強調されるようだ。 その理由は 1,家計(消費者)よりも企業(生産者)を重視する偏り。 2,輸入よりも輸出を重視する偏り。 3,海外生産より国内生産を重視する偏り。 上…
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読書の効用

子供の頃から本を読むのが好きだったので、 若い頃には手当り次第に読んでいたが、 近年は歴史もの・ノンフィクションしか読まなくなった。 理由は色々あるが、 若い頃のように読んで感動を覚える作品に出会わなくなったことが大きいのと、 ノンフィクションは事実を深堀りしているので取材次第では非常に興味深く、 歴史の一面そのものであるの…
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【アウシュヴィッツを志願した男】 小林公二 講談社

アウシュヴィッツ収容所へ志願して入り、地下組織を作った。 次に、ここを脱走。 ナチス・ドイツ壊滅後、今度はソ連とのワルシャワ蜂起に参加。 その後、ついに捉えられて処刑。 西にドイツ、東にソ連、間に位置するポーランド。 独立のために苦難の歴史を乗り越えてきたが、 多くの血が流れた。 与えら…
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【純情ヨーロッパ】 たかのてるこ

(たかのてるこ)の旅行記を久しぶりに読んだが、 中身は酒を飲んだこととシモネタが多く、 【何もここまで開けっぴろげに書かなくてもエエやんか!】と 途中でイヤになった。 彼女の大阪的な明るいノリは海外では受けるのだろう。 人を見る目もポイントをついているので、 彼女も大人になって来たことを思わせ…
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【革マルVS中核】 立花隆

かなり遠い記憶のことになった60~70年代の一面。 調査・取材から文章に至るまで、 『さすがに立花隆だなあ』と思わせる。
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【ノーサイドゲーム】 池井戸潤

現在、テレビでドラマ化されて放送中だし、人気作家の最新刊なので 図書館でも100人以上が貸し出しの順番を待っている。 軽く、ドラマ化しやすい内容だなあ、と思いつつ2日で読んだ。 デビュー作『下町ロケット』を読んだときのような新鮮さや展開の面白さは 無くなったと感じた。
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【暴君】松崎明 牧久 小学館

かつて「鬼の動労」と呼ばれたJR労組の代表だった松崎明を 中心に国鉄およびJRでの労働組合運動の実態を詳しく描いている。 同時代を生きてきた者として、ある程度知識はあったけれど、 これほどとは知らなかった。 興味深い一冊だった。
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『日韓の断層』 峯岸博 日経プレミアシリーズ

このところ険悪さがエスカレートする一方の日韓関係。 近年の現状はもちろん、ここに至るまでの歴史・背景を 綿密な取材に基づいて書かれているすぐれた一冊と言える。 避けられない隣国・隣人である韓国について、 【体つきや顔かたちが似ているのに 知っているようで知らない、 理解できるるようで理解できない。】 イチバ…
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『歎異抄』

宗教関係の本もいくらかは読んできたのですが、浄土宗・浄土真宗の本 つまり、法然や親鸞の著作を読んだことがなかったので、 現在挑戦中です。 と言っても、暑い毎日だし、集中力も衰え、老化しているアタマに 仏教の本が理解できるとは思えないが、何か一つでも得るものがあれば、 と格闘しています。 『歎異抄』…
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【独学のススメ】 若宮正子

82才のPCおばあちゃん、iphoneのhinadanというアプリを作って アップルの開発会議に招待されたり、政府の100年構想会議の 民間委員になったりして有名になった若宮さんの著書。 内容はどうということもないが、何事にもチャレンジしていかれる 姿勢は素晴らしい。
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【北京の愉しみ】 谷崎光

久しぶりに谷崎さんの本を読んだ。 いつも軽快な文章と大阪育ちの明るさで 中国人との疲れる付き合いも吹き飛ばして来た 彼女の北京での生活も長くなった。 北京のガイドブックと云えるのだが、 ありきたりなガイドブックとは全然違う、 彼女ならではのセンスと親切さで非常に 興味深く読みましたし、紹介された場所の 詳しい…
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『建設テック革命』 木村駿・日経コンストラクション

この本の詳細を理解することはできないけれど、 非常に興味深い一冊であった。 建設業界というのは『建築』と『土木』からなっているのだが、 人手不足が一番叫ばれている業界である。 そこで、業界でも必死に生産性向上への取り組みが行われていて、 その最先端の状況をレポートした内容である。 ドローンの活用、測量技術の進展、…
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